「その者青き衣をまといて金色の野におりたつべし」



ある映画のワンシーンの台詞ですが、何という映画か分かる方はいますでしょうか。




ヒント1  日本映画です。



ヒント2  アニメ映画です。



ヒント3  宮崎駿作品です。






正解は・・・















「風の谷のナウシカ」 でした。


この台詞は、ナウシカが怪我をしたオーム(巨大な虫)の子供を助けようとしてオームの体液により赤い服が青く染まり、オームの群れが出した無数の金色の触手の上を歩いている様子を見たおばあさんが言ったものです。村に伝わる伝説上の人物とナウシカが重なった瞬間です。


台詞を読んだだけでお分かりの方は、相当なジブリファンだと思いますが、では映画「風の谷のナウシカ」には原作となるアニメ本があり、映画化されているのは原作のほんの一部分だということを知っている方はいますでしょうか。


今日紹介するのは「風の谷のナウシカ」の原作となったアニメ本です。

全7巻あり、映画化された部分は2巻目までですから、とても長い物語として書かれています。

忘れている方のために映画化された2巻目までのあらすじを少々。


「火の7日間」と呼ばれる戦争で巨神兵(きょしんへい)により焼き尽くされた世界は、汚染された森「腐海(ふかい)」を生み出す。腐海では、巨大な虫たちが生息し、人間はマスク無しでは呼吸することもできない。残された汚染されていない土地をめぐって戦争を繰り広げる人間たち。

風の谷の姫様ことナウシカも戦いに巻き込まれていくが、腐海や虫たちにも愛情を注ぐ彼女は、人間は勿論、虫のためにも戦争を止めようとする。

そんな中、一方の人間たちは戦争にオーム(巨大な虫)の群れを利用して相手を攻撃しようとする。一度怒りを表し動き始めると、移動線上のすべてのものを破壊しつくすオームの群れをナウシカ一人が食い止めた。


3巻目以降も戦争は益々拡大していきますが、ナウシカは懸命にみんなのために働きます。

詳しい内容は本書に譲ることとしますが、ある時は女神になったり、ある時は巨神兵のお母さんになったりもします。


宮崎駿作品特有の作風は、動画でなくても十分楽しめると同時に考えさせられるアニメでもあります。

7巻目には腐海の存在理由が明らかになりますが、現在の世界における問題に重なっていることがあるのではないでしょうか。

軽く読み流すアニメもいいですが、休み1日使ってじっくり読みこむには一押しのアニメです。



是非ご一読を





タイトル  風の谷のナウシカ(全7巻)

著  者  宮崎 駿
出 版 社  徳間書店
価  格  2780円(税込)




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