こんにちは。ミコシマンです。
今回は『出会い』について綴らせていただきたいと思います。

先日、横浜市内にある某駐車場を利用した時の事です。
その駐車場は機械式の駐車場で、駐車券を入れてから車が乗車口に到着するまでの間、利用者が待機できるような待合室があります。その待合室で今回の運命的な『出会い』は突然訪れました。

当たり前のように車を出そうと、その待合室に入る私。すると待合室へ入るや否や、
係のおじさんがスタタタタタタタ・・・・・と猛スピードで私のところへ急接近!

係のおじさん『ちょちょちょちょっと、ミ・・・ミ・・ミコシさん!!』

えっ?何事ですか?
その駐車場は仕事の関係で頻繁に出入りしていることもあり、係のおじさんとは顔なじみ。
何か日常では起こり得ない事態が発生して、それをいち早く伝えたい!という気持ちが全面に出ていました。(でも、おじさん!ゆっっくりでいいから落ち着いて!)

係のおじさん『あ・・・あそこに居るの(チラ見) 誰だか知っているよね?』

そのおじさんがチラ見した先を、たどってみると・・・・・
そこには、な・な・な・なんと!!
ニッポンサッカー界のエース!中村俊輔選手が座って居るでは、あ〜りませんか!!

有名人を間近で見て、かなり舞い上がる私。
しかし、その気持ちを悟られまいと、平常心を装い軽いボケを交えて答えました。

ミコシマン『え・・・ええ、無論・オムロンです。』※オムロンのCMより。

係員のおじさん『・・・・は?』

係員のおじさんは、まったく私のボケに気付かず、むしろ間違えちゃったの?的なリアクション。

ミコシマン『いえ、何でもないっス・・・・』
ボケがわかりづらくてすいませんでしたっっ!!

そして、この舞い上がっている気持ちを、彼(中村俊輔選手)にも悟られぬよう、不自然なほど目をあわさないようにして、隣のベンチへ座る私。

普段はさほど、サッカーに興味がないのですが、やはり私も人の子。
有名人に会うと心踊ってしまうものですね。
本物の彼をじっくり見たい、しかし、ガン見するのも失礼だろうし、何より、そんなことをしては同じ男として負けを認めている様なものだ!と、なぜかメラメラと意味不明な闘争心がめばえ始めてきました!

駐車場の待合室を見回すと、彼とマネージャーらしき人物以外にお客様はおらず、実質は私と彼のマンツーマン勝負!!

よし!インサイドからは厳しいだろうからアウトサイドから攻めてみるか・・・。
ちなみにアウトサイドから攻めるとは・・・至るところがガラス貼りになっているこの待合室のガラスの反射を利用して、彼をチラ見するという、まどろっこしい攻め方です。弱っっ!!

しかし、おそらく彼も、私がアウトサイドから攻めて来るのはお見通しなので、タイミングとさりげなさが重要視されます。
そして、チラ見しながらも、彼とマネージャーらしき人物との会話を聴く為に、私の耳はダンボ状態をキープしなければなりません。

そんな、高等テクニックを駆使(くし)しながら攻めるものの、やはり、さすがはニッポンのエース!
間接的な視線を感じてか、うつむき、顔を下に向けたり、マネージャーらしき人物の影に身を潜めたりして、なかなか私の角度から見るのは厳しい。更にダンボの耳で会話を聴くにも小声で聴き取れない状況だ。
ヒジョーニキビシー!!

さすがニッポンのエース!ディフェンスも超一流だ!!

こんな出会いは、もう二度と訪れないだろうから素直に声をかけて、握手をしてもらうか、サインをも
らいたい!・・・・・本心では、そう思っている私。
しかし、本心とは裏腹に、私には素直になれない理由があるのです。

実は、この出会いの数日前、私はたまたま彼のプレーをテレビで観る機会がありました。
その時、私はまさに鬼監督気取りで、彼のプレーにケチをつけていたのです。

『そんなジャンプじゃダメだ!!翼君(キャプテン翼)のように、滞空時間をもっと長くしなくちゃ・・・・』

などと、テレビなのをいい事に言いたい放題!
そんなケチをつけた相手に握手やサインを求める事が出来るであろうか?・・・いや出来ない!
※反語

そんな思いをめぐらせているうちに、彼の車は乗車口へ到着してしまいました。

結局、私も彼も一歩も譲らず、この勝負は、このまま引き分け(ドロー)で幕を閉じてしまうのか?・・・・・と思った矢先の出来事です。彼は座っていたベンチから立ち上がり車に向かうと思いきや、私の方を振り返り、少し遠い目をしてから、軽い会釈(えしゃく)をしてくれたのです!

ほんの数分間の勝負でしたが、彼なりに、私の健闘に敬意を表してくれたのだと思い、私も彼に応えるように軽く会釈を返しました。
あぁ、こんなカタチではなく、もっと別のカタチで出会っていれば、気の合う友人になれたかもしれない・・・・・。などと自分勝手な想いにふけっていると、そんな私の想いをかき消すかのように、私の後ろから人の声が。

係のおじさん『あっ!どーもね!試合頑張って!!』

ま・・まさか?このタイミング、そして、あの遠い目・・・・
そう、あの会釈は私に向けたものではなく、私をスルーして、私の後方に立っていた
『係のおじさん』に向けたものだったようです。
ハズカシー!!

さすがニッポンのエース!!フェイントも超一流だ!!
ヤル、ヤルとは聞いていたけど、まさかここまでヤルとは!!
まさに試合終了間際、ロスタイムで決勝ゴールを決められた気分でした・・・。

かくして、残念ながらニッポンのエースとの勝負に勝つことはできませんでしたが、とりあえずは、この『出会い』を会社に戻って報告せねば!と思い、急いで会社へ戻ることに。

会社に戻ってみると、はなめがねユンボが自分の仕事で忙しそうにしていましたが、そんなの関係ねぇ!半強制的に話を聞かせるべく、今回の『出会い』について語り始めました。

ミコシマン『いや、いや、いや、参りましたよ。いやぁーそんなに聞きたいなら、言ってもいいですけど、中村俊輔選手に、ばったり会っちゃったんですよー。(どうだ!)』

はなめがね『・・・へぇー。』※推定2へぇー
ユンボ『良かったですねぇ。』


あれ?もっとがっつり食いついて来ると思ったのに?
・・・っていうか、信じてないっしょ?

ミコシマン『ちょちょちょちょっと!本当だっちゅーの!!』

はなめがね『はい。はい。』
ユンボ『あのー忙しいんで。』


あれ?何このアウェイっぽい雰囲気は?ここはホーム?それともアウェイ?
こんな事だったら、最初から素直に握手かサインをもらえば良かった・・・。
しかし、後悔先に立たずとはよく言ったもの。きっと今回の『出会い』を大切にしなかった私にバチがあたったのでしょう。

ということで

ミ・・・見事
コ・・・今回の勝負に
シ・・・勝利した
マン・・・男(マン)

見事この勝負に勝利した男、中村選手へ。
私と同じミコシマンと呼ばれる(?)物同士、アウェイの地でツラい思いをすることがあるかもしれませんが、お互い頑張って行きましょうね。

以上、勝手にそう思うミコシマンでした!
では!また!!