欧米人が、習得するのが一番難しい言語といわれる日本語。
日本に生まれ育った私たちは、そんな意識もなく毎日使っています。
ニュースを聞き、新聞を読み、レポートやブログを書く。
以前は、文章を書くとき、分からない漢字を辞書で調べるのが面倒でしたが、今ではパソコンを使うのでそんな手間もなくなりました。

何不自由なく使っている日本語ですが、小学生の頃のひらがなに始まり、漢字の書き取りなど、相当な時間を費やして覚えてきたことは確かです。
私自身、一番苦手な科目は国語でした。
敬語の使い方などは未だに迷うこともありますし、あいさつはほんの短いものも苦手です。
また、ビジネスに関する日本語、特に御礼状などの文章を作る時は、みなさんも文例集を見て確認することが多いのではないでしょうか。いろいろな決まりがあり、慣れないと自力では作れません。そう考えると、結構むずかしい言語だということをあらためて考えさせられます。

その難しい日本語を外国人が、日本の大学に行くため、あるいは日本で働くために習っている所が日本語学校です。
様々な目的で来日した、いろいろな国籍の人たちが一緒に学ぶわけですから、大変なことは勿論ですが何か面白そうなことが起こりそうです。



という訳で今回紹介するのは、日本語学校の先生VS外国人学生の笑える日本語バトル
日本人の知らない日本語」です。
本のタイトル通り、日本人でもなかなか分からないようなことも多く、勉強にもなるのですが、この本の面白さは何と言っても先生と外国人学生のやりとりです。
先生の質問に対する意表を突く回答や、先生が答えられない質問等々、思わず吹き出してしまう場面が何度もあります。

それでは、先生と外国人学生のやりとりを少し。



エピソード1

外国人学生「先生、それは・・・」
先生   「立(た)って言ってください」
外国人学生「



エピソード2

先生   「日本語ではものを数えるのにいろいろな助数詞を使います。1個、2本、など         
      ですが人間は何と数えるでしょう」
外国人学生「 です 」
先生   「匹は小動物を数えるときに使います」
外国人学生「本に男一匹って書いてありました」
先生   「・・・・・・」



エピソード3

先生   「何かを頼まれたときに敬語で何と答えますか」(答え:はい、分かりました)
外国人学生「はい、よろこんで」←居酒屋チェーン店でアルバイト中



こんな感じで先生と外国人学生のやりとりが続きます。
他にもマンガで日本語を勉強したため「本気」を「マジ」と読んだり、武士を描いた映画から日本語を勉強したため、言葉が武士言葉になっている学生など面白いキャラクターが大勢出てきます。去年の発刊で120万部を突破しているのも頷けます。
このコミックエッセイで、普段は特に意識せず使っている日本語の勉強&息抜きはいかがでしょうか。



是非ご一読を

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タイトル 『日本人の知らない日本語』『日本人の知らない日本語2』
著  者  蛇蔵&海野凪子
発 行 所  株式会社メディアファクトリー
価  格  各880円(税別)