私には、秘かに“栽培の師匠“と崇めている人がいます。

師匠は自分で栽培できるもの(但し、食べられるものに限る!)なら、
なんでも作ってしまいます。
師匠の庭には、食べられないものがありません。
師匠が調理をしようとする時は、冷蔵庫や食品庫からではなく、
庭から食材を運んで来ます。



ある時、師匠から「緑豆(リョクトウ)に水をあげると、簡単に”自家製もやし”が出来るよ」と
聞き、早速私も挑戦してみることにしました。
何より“簡単”という言葉に反応した私は、即行で材料を調達。
といっても、必要なのは緑豆のみ。本当に簡単そうです♪
これで、いつでもガッツリ”もやし”が食べられると、意気揚々と栽培を始めたのですが…。



レシピ
まずは、緑豆を一晩水に浸しておきます。この段階で既に豆が割れ始めます。
これを、通称もやしマシン(ペットボトル等の上部を切り取って底に小さな穴を数カ所開けたもの)“に入れ、暗い所に置きます。水やりは一日2〜3回。毎日スクスク育って沢山のもやしが出来上がる!はず…。
毎日面白いくらいに成長しますが、収穫は栄養価が一番高くなる発芽から5〜6日目位がベスト!!・・・のはず。



しかし一度目・・・、3日目から豆が茶色がかり、”もやし”になろうとしている(本来は白いであろう)部分も元気のない色に。その後数日様子を見ても伸びてくる気配なし。早くも断念。(-.-)

めげずに二度目・・・、水やりの回数を増やしてみたものの、数日後やはり”もやし”になりそこなったまま成長ストップ。やはり茶色くなってしまい、その形はまるでおたまじゃくしのよう。泣く泣くゴミ箱へ。 (/_・、)

懲りずに三度目・・・、マシンをつくり直し、置場を更に暗い所へ移して実験。また茶色いおたまじゃくし。ダメだ・・・。orz



これはきっと豆が悪いに違いないと判断した私は、師匠の所へ走りました。ε=ε=┌( ・_・)┘
自分の豆を持ち込み、「どうかこの豆で実験してみて下さい!」と懇願。
そして数日後、師匠より実験終了の連絡が入り、お宅へお邪魔してみると、




null
緑豆が、


null
ちゃんと“もやし”になっていました!



ちなみに向かって左が私の豆。右が師匠の豆。
若干成長が遅いものの、私の豆もちゃんと育っていました。
(写真は、実際の師匠の実験終了時より数日経過したものです。よってベストな収穫時よりも緑が多くなっている状態です。)



豆は悪くなかったんだ・・・。ってことは、やはりワタシσ(^_^;)?
はっきりした原因はわかりませんが、師匠のレクチャーを聞いていて、全てにおいて何かが少しずつイケナかったのだという事が判明してきました。



まず、一度に入れる緑豆の量が多すぎました。
容器の底で重ならない程度の量で良かったのに、私は3〜4重くらいにしていたかも…。
沢山作ってガッツリ食べようという欲張った根性がいけなかったようです。
そして、水やりが雑でした。
ジャーっと元気に水をあげていたので、容器の中で豆がクルクル回ってしまい“もやし”が
まっすぐに伸びてこられず、その為に水はけが悪くなっていたようです。



そんな“もやし”作りに悩む私を見かねて、師匠が今回の実験で育った“もやし”と“もやしマシン”を授けて下さいました。師匠作のもやしマシンゲット! これは嬉しい♪


null
これは師匠から頂いた“もやし”を、更に数日育ててみたものです。これ以上育ったら、おそらく食べられなくなるであろう直前で収穫。かなり細めになりましたが、このままサラダにのせて生でイケます。シャキシャキ感がたまらなく美味!



そして、マシンと気持ちをあらたに、4度目の挑戦(=実験)。
うーーーん、何とか食べられる”もやし”になりました。・・・が、やはり水はもっともっと静かに注ぐべきでした。色は白くなりましたが、形はちょっと長めのおたまじゃくし状態…。



収穫は、レシピ通り発芽から6日目。師匠の”もやし”のように、なるはずだったのに...。(TT)



null
グチャグチャですが、“もやし”です。
グチャグチャなので、見るからに食欲がわきません・・・。


nullnull
アタマとヒゲを取れば、“もやし”に見えますか(・・?



師匠曰く「水はそ〜っと静かに注いで下さい。豆は生きていますからね(^_^)d」
はい・・・、もっと丁寧に扱ってマメに様子を見るべきでした。豆だけに。(あ、ちょっとミコシマンぽかった(=寒かった)ですか?)



緑豆には解熱・解毒・利尿作用等があり、古くは漢方薬として使われていたそうです。
ビタミンC・B1・カリウム・食物繊維等がたっぷりの緑豆もやしは、いろいろな料理に活用できダイエットにも最適なのは言うまでもありません。
匂いも出ないし場所も取らない“もやし”栽培は、なんと!お子さんの、夏休み自由研究課題にもオススメですヨ♪ お手伝いにもなるし、一石二鳥どころか五鳥くらいには軽くなります。
大きなペットボトルやプラスティック容器があったら、捨てないで!
まずは貴方もマイ”もやしマシン”作りから始めてみませんか?(o^-')



PS: 緑豆は300gで200円位。乾物屋さん等で手に入ります。